皆さんこんにちは
先日、テナント内の煙感知器の移設工事を行いました。
消防法では、感知器の設置はエアコンの吹き出し口から1.5m以上の
距離を取ることが規定されています。
理由としては
下記の内容を防ぐためです。
・火災時の熱や煙をエアコンの送風が当たることで正確な動作を妨げてしまう
・送風により埃が舞い上がり、煙感知器の内部に入り込んでしまう
また、壁・梁からは0.6m以上離すことが規定されています。
(廊下及び通路で幅が1.2m未満の場合、中心部に設けます。)
テナント変更によって新たなテナントが入ることによって、
テナント内の間仕切りが変更され、
壁からの距離が近すぎたり、
本来感知器があるべき場所に感知器がないといったことが
よくあります。
その場合、感知器の移設工事・増設工事が必要になります。
今回はテナント内の煙感知器がエアコン吹き出し口から
1.5m未満であったため、
移設工事を行いました。
こちらが移設前の写真です。
こちらが移設後の写真です。
写真では分かりにくくなってしまいましたが、
エアコン送風口から2m程離してあります。
誤った場所に感知器が取り付けられている、
本来あるべき場所に感知器が取り付けられていないなどがあると、
感知器による火災の特定に遅れが出てしまうので
そういった場合は移設工事・増設工事を業者に依頼しましょう。
それではスタッフCでした。