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自動火災報知設備の発信機交換について【非常ベル・表示灯など】

2022.04.23

皆様こんにちは!
先日【自動火災報知設備】の【発信機】を交換いたしましたので

その様子をご紹介いたします。

 

発信機の交換作業内容

【画像:交換前の発信機】

 

今回は【押しボタン部分】・【表示灯】・【非常ベル】の交換となります。

これらは発信機内部でほかの発信機や受信機、各お部屋についている感知器等と配線で
繋がっており、火災を感知した際には自動的に非常ベルが鳴動する仕組みとなっています。

押しボタンを押して作動することで火災信号を送り

非常ベルを鳴動させることも可能です。

 

発信機内部の仕組みについて


発信機内部の写真を見てみるとこのようになっています。

【画像:発信機内部】

中央部分に様々な線があるのがわかると思います。

これらが先程説明した配線であり、交換する際には正しく配線を繋げなければ

火災の際非常ベルが鳴らないといった事態に発展する危険性があります。

 

例えば押しボタン部分の場合、4つの配線が必要となります。

【画像:押しボタン部分裏側の写真】

 

それぞれ【L・C・A・T】と分かれており、それぞれの役割があります。

L(火災感知器回路)・・・各お部屋の感知器とつながっており、火災感知に必要

C(共通線)・・・各配線(L・A・T)とペアになっている配線

A(応答線)・・・押しボタンを押したとき、すぐにベルが鳴動するために必要

T(電話線)・・・受信機との連絡手段として電話で通話を可能にするために必要

 

これらは先ほども説明した通り、受信機や各お部屋の感知器とつながっており、

感知器が発報すれば非常ベルが鳴動したり、押しボタンを押せば非常ベルが鳴るとともに

受信機に火災信号が送られる仕組みになっています。

では、実際に外して交換していきます。

【画像:発信機交換前】

      👇

【画像:発信機交換後】

無事新しいものに交換することができました。

交換した際には、正しく作動するかどうかチェックして終了となります。

 

以上が、発信機交換の手順となります。

老朽化が進むと誤作動や不作動が起こりやすくなりますので

定期的な点検と交換をすることで、もしもの時の安全の確保やトラブルの回避につながります。

 

それではご覧いただきありがとうございました。

スタッフH

 

 

 

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