MENU

更新情報

ホーム > 更新情報 > 防火設備定期検査はどの業者に頼むのが正解か?

防火設備定期検査はどの業者に頼むのが正解か?

2022.08.10

今回は防火設備定期検査についてご説明していきます。

防火設備定期検査とは、

平成25年福岡県の診療所で火災が発生し、

死者10人、負傷者5人の犠牲者を出す大惨事となりました。

火災が拡大した原因では、防火扉が火災時に作動しなかったり、

必要な所に防火扉が設置されていなかったことが分かっています。

この火災がきっかけとなり建築基準法で設立された新しい点検制度です。

 

では、防火設備の定期検査はどこに依頼するのがいいのでしょうか?

下記にあげた業者さんは全て専門業者ですが、得意分野に違いがあります。

詳しく解説していきます。

 

1.一級・二級建築士

設計等のプロフェッショナルです。

建築士は建築基準法等の法律を熟知しており、知識は1番ですが、

通常は設備の点検をしません。

点検時には他業者さんと一緒に実施する為

その分コストがかかります。

 

 

2.防火設備検査員の資格があるシャッター業者

シャッターや防火扉のプロフェッショナルです。

シャッター等の知識や経験に関しては1番です。

 

上記のような感知器連動しない古いタイプ(温度ヒューズ式)の

防火設備でしたら問題ありませんが、防火設備定期検査で点検が必要な防火設備は

感知器連動しているものが多いです。

自動火災報知設備と一体となった盤等も多くあり、

操作を誤ると、非常ベルが鳴り続けたり、エレベーターが緊急停止してしまう等々、

様々な設備が連動している場合が多いです。

その為、制御盤の操作等で、専門の知識がある防災業者と

一緒に点検をすることがあり、その分コストがかかります。

 

3.防火設備検査員の資格がある防災業者

『消防設備点検』の専門業者です。

制御盤の操作や火災感知器については1番知識と経験があります。

防火設備の点検制度が設立される前から、

消防点検で防火設備の簡単な動作確認等もしていましたので、

『点検』であれば1番コストが安くなります。

 

又、消防点検と同日実施で依頼すると現場へ行く手間等が省ける為、

単独で依頼するよりも更にコストダウンできる可能性が高いです。

 

 

4.まとめ

いかかでしたか?

業者さんにより各々得意とする専門分野が違いますので、

状況によりに依頼することをお奨めします。

上記の業者さんに依頼する場合について、

まとめてみましたので参考にしてみて下さい。

 

①防火設備だけではなく、大規模修繕等、

建物を総合的に判断して欲しい場合・・・1級・2級建築士

 

②防火シャッターの故障、部品の交換等改修をしたい場合・・・シャッター業者

 

③防火設備の点検をしたい場合・・・防災業者

 

基本料金を安くして、別途で書類作成費用、報告費用等々

追加で費用がかかる業者さんもいますので、

『点検費用総額』でいくらかかるのかを確認することをお奨めします。

 

 

 

無料の点検見積りはこちらから

 

スタッフD

 

お問い合わせ
CONTACT

メールでのお問い合わせは上記よりお願いします。お電話での受付時間は8:30~17:30(土日祝日を除く)となります。