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非常ベルが鳴動した際にやるべきこと

2020.08.01

皆様こんにちは。

7月末までずっと天気がすぐれなかったですが、やっと梅雨明けしたそうですね。

これからさらに暑くなってくるかと思いますので、お体には気を付けるようにして下さいね。

 

今回の内容ですが、自動火災報知設備の誤作動対応についてです。

私事ですが、先月自動火災報知設備の誤作動対応が多々ありました。

その際に対応が分からず、困ったとの声が多かった為、簡単にですが書かせて頂きます。

 

〇非常ベルが鳴動

①まずは『受信機』を確認

受信機の設置場所ですが、基本的には分かりやすい共用部分にあります。

管理室等がある御建物ですと、管理室内にある可能性が高いです。

「地区表示窓」に作動した感知器等のある場所(警戒区域)が点灯している為、

「警戒区域図」で場所を確認し、感知器の作動した場所へ向かいます。

この写真の場合ですと、1階での火災となります。

下記画像は警戒区域図例になります。

 

火災・非火災の確認、対応

火災の場合・・・すぐに119番通報をし、避難誘導等も行うようにする。

非火災の場合・・・「主音響停止(画像内)・地区音響停止スイッチ(画像内)」

           で非常ベル等を停止する。

           その際、「復旧スイッチ(画像内)」はまだ押さないようにして下さい。

 

 

③誤作動原因の確認

(1)発信機・・・発信機(非常ベル等を鳴らす押しボタン)が押されていないか確認する。

          押されていれば、カバーをあけて復旧レバー等で発信機を復旧する。

          押されていなければ、感知器など別の原因の為、再度確認する。

                                 下記画像が発信機例です。(画像2枚目青〇は復旧レバー

 

(2)感知器・・・作動している感知器は「確認表示灯」が赤く点灯しています。

          受信機窓に表示された警戒区域の感知器をひとつづつ確認していきます。

 

④火災復旧とその後の対応

原因が掴めたら、復旧ボタン(黄色〇)を押し、「地区表示窓」のランプが消灯しているのを確認します。

消灯してから変化が無いようでしたら、「主音響停止(赤〇)・地区音響停止スイッチ(青〇)」を元に戻します

その後、誤作動状況を私共専門業者に報告し、今後の対応を決めていきましょう。

もし、原因が掴めなかったり、上記対応しても復旧されない等があった場合も私共専門業者に相談して下さい。

どのように対応していただいたかが分かるだけで、作業がしやすくなります。

以上、簡単にですが誤作動対応の一連の流れの例を書かせて頂きました。

受信機の種類や新旧によって、音の止め方等は違いますが、確認する流れは一緒です。

いざ非常ベルが鳴動すると慌ててしまうとは思いますが、上記対応をお願い致します。

 

スタッフA

 

 

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